2015年04月23日

ランニングコストの資料間での差異の整理

 「(論点6)特別区のコスト試算は杜撰」において、長期財政推計の平成45年度(最終年度)のコスト・効果内訳の資料を基に、差引効果額229億円の内訳整理を行っていると、総括的に示すイニシャルコスト・ランニングコストの金額と、長期財政推計(または財政シミュレーション)の平成45年度の金額に、差異が見られました。

 端数などの細かな差異は別にして、差異のある点と理由を整理しておきます。


 長期財政推計でのイニシャルコスト・ランニングコストの表は、次のものです。

01財政推計再編コスト.jpg
元データ 元サイト

 これに対して、長期財政推計の各区版の再編コスト内訳(H45年度分)を合計した表は、次のものです。

02長期財政推計H45再編コスト.jpg
元データ 元サイト 合計分

 イニシャルコストは、上の表と下の表で全く違いますが、上の表はイニシャルコスト全体で、下の表は平成45年度分のイニシャルコストですから、当然全く違います。

 ランニングコストのシステム運営経費が、上の表25億円に対して、下の表20億円と差異があるのは、上の表25億円は、大阪府分の5億円を含むのに対して、下の表20億円は、大阪府分の5億円を含まないためです。


 パッケージ案の2013年12月修正分のイニシャルコスト・ランニングコスト総括表は、次のものです。(4案のうち、試案3のみ切り出し)

03財シミュ再編コスト(パ).jpg
元データ 元サイト

 これに対して、パッケージ案を基にした財政シミュレーション(2014年1月)の特別区全体(試案3)の再編コスト内訳(H45年度分)は、次のものです。

04財シミュH45再編コスト.jpg
元データ 元サイト

 イニシャルコストが全く違うのは、上の話と同じです。
 ランニングコストのシステム運営経費が、上の表約20億円に対して、下の表16億円の差異があるのは、上の表20億円は、大阪府分の3億円を含むのに対して、下の表は含まないためです。

 ランニングコストの民間ビル賃借料が、上の表22億円に対して、下の表14億円で差異があります。積算根拠を示して、試算してる数字も上の表の22億円です。
 下の表の基になった財政シミュレーションでは、民間ビル賃借料はH27が21億円、H32が19億円、H37が17億円、H42が14億円と段々下がっていきます。(元データ 元データ 元サイト
 つまり、上の表の22億円は当初の数字で、下の表の14億円はH45の数字。年度による違いのようです。


【 長期財政推計の効果額分類 】

05長期財政推計効果コスト内訳.jpg
元データ 元サイト 合計分


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posted by 結 at 03:51| 記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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